あの日見た景色
See The Other Day
《あの日見た景色》は、障子のある丸窓から景色の一部を切り取り、その地域の特性や魅力をフォーカスするサイトスペシフィック作品である。遠くの美しい景色や寺院などの建造物を取り込んだ、「借景」という日本庭園の様式がある。この作品は移動式の借景であり、組み立て・解体を繰り返し行うことができる。特定の景色をフォーカスすることにより、背景として見えていた景色が一期一会の特別なものに変化したり、日常的に見えていた風景が非日常に変化することを狙いとしている。
この展示は茨城県取手市の利根川付近で実施した。取手市役所をはじめとする、地域の方々の協力のもと、展示することができた。予告なしのゲリラ展示であったが、作品を鑑賞しながらローカルなコミュニケーションを誘発することを試みた。
茨城県取手市 小堀の渡し
W2300 ×D2000×H2600
木材
2021年
あの日見た景色 – 大甕 –
《あの日見た景色》は、障子のある丸窓から景色の一部を切り取り、その地域の特性や魅力をフォーカスするサイトスペシフィック作品である。遠くの美しい景色や寺院などの建造物を取り込んだ、「借景」という日本庭園の様式がある。この作品は移動式の借景であり、組み立て・解体を繰り返し行うことができる。特定の景色をフォーカスすることにより、背景として見えていた景色が一期一会の特別なものに変化したり、日常的に見えていた風景が非日常に変化することを狙いとしている。
2 度目の展示では、日立市大みか町で実施した。軽トラに作品を乗せて大みか町周辺を走行する。前回の取手市での展示と比べて、移動範囲が広がり、海岸や灯台、港など様々な場所での発表が可能となった。
星と海の芸術祭
茨城県日立市大みか駅周辺
2022年